真珠といえば“真円”というイメージが強いと思いますが、
HIROSEはバロックパールを主に扱うブランドです。
バロックパールは、真円ではない、
つまり、形の整っていない真珠のことを表現しています。
凹凸があったり、左右が違ったり、
ひとつとして同じものがないフォルム。
その不揃いさに、心を掴まれてしまう人も多いようです。
手に取ってみると、その唯一無二の形には、
長い時間をかけて海によって育まれた有機的な美しさを感じます。
海のゆらぎ、恵み、偶然。
そのどれが欠けても生まれなかった、一粒だけの輪郭。
ー完璧を手放すー
誰かと比べられてきた時間や、
まわりと違うことで悩んだ日々。
選んできた道、選ばなかった道。
嬉しかったことも、苦しかったことも、
全部がその人の形をつくっていく。
欠けているように見える部分さえ、
振り返れば“光に変わる場所”がある。
バロックパールは、
そんな風に感じさせてくれることがあります。
真円の完璧という美しさとはまた違う、
“揺らぎを抱えた美しさ”。
それは、装飾としての価値だけではなく、
私たちの心にそっと寄り添ってくれるような、
あたたかい輝きです。
HIROSEがバロックパールを扱うのは、
その形が“個性の象徴”だと思っているから。
完璧を求めるのではなく、
その人が持つ唯一の輪郭に光を当てたい。
そんな想いが、
HIROSEのバロックパールを選び続ける理由です。
次回は、
HIROSEのパールがどのように海から届き、
どんなストーリーを辿ってあなたの手元にやってくるのか。
“真珠の旅路”についてお話してみようと思います。